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ビジネス

月商100万円にダマされないで!

投稿日:2017年5月1日

株式会社ライフタイム・アスリートです。

 

少し前にメルマガにも書いたのですが、ある方とビジネスの情報交換をさせて頂きました。

その方は、パーソナルトレーナーからコンサルタントへの転身をされて、今後もっと活躍の場を広げていこうと思っている方でした。

その方と

 

『最近、トレーナーやマイクロジム向けのコンサルティングサービスが増えてきましたね。』

 

という話になりました。

 

それだけ集客に困っているパーソナルトレーナーさんが多いということだなと、あらためて感じているところです。

 

先日のコラムでも書いたように、独立・開業がうまくいくように相談できるコンサルタントが増えることは業界にとって良いことだと考えています。

関連記事フィットネス・パーソナルトレーナーの独立・開業について感じること

 

ところが、最近、パーソナルトレーニングをされている方のコンサルタントの謳い文句で、数字を巧みに使って、仕事を取ろうとしているものをいくつか発見しました。

 

謳い文句に「月商100万円超え!」「売上げ150万円を達成!」などと書かれていたら、要注意です!

この謳い文句は最大瞬間風速のような一時的な売上を指している場合が多いからです。

 

今回は、月商100万円などの謳い文句に騙されてはいけないという話をさせていただきたいと思います!

月商100万や売上100万は100万円稼いでいるわけではありません!!

先ほどご紹介した『月商100万円超え!』『売上げ150万円を達成!』などの派手な売り文句は、見る人を引きつけるための常套句です。

ここで、気をつけたいのは「月商100万円」は、

 

100万円を稼いだわけではない!

 

ということです。

「月商」は「月収」ではありません。

意外とこの2つを混同して考えている人が多く、派手な文面やコピーを間違って解釈している場合が少なくありません。

「月商」と「月収」の違いとは?

「月商」と「月収」の違いを簡単に説明すると

「月商」= 売り上げの総額

「月収」= 売り上げの中の利益となった部分(売上ー経費)

となります。

これをパーソナルトレーニングに置き換えると、

  • 「月商」=  商品売上の総額
  • 「月収」=(売上の総額)ー(人件費や家賃、交通費などの経費)

となります。

例えば、月商が100万円の場合でも、 ジムの家賃が20万、交通費が3万円が引かれたとします。

そうすると、「月商100万」の実態は、利益にすると77万円しかないということになります。

これを、

 

「月商100万って、月に100万稼いでるってこと!?」

 

と受け取ることは間違っているということです。

 

月商100万円って意外と誰でも言うことが出来ます!

この月商◯00万円って意外と誰でも言うことが出来ます。

というのも、高級個室パーソナルトレーニングジムのような高価格で回数券を販売している場合には、2ヵ月分のトレーニング料金を一括で頂く場合がほとんどだからです。

このトレーニング料金が2ヶ月で消化するものだとしても、売上はその月のものとなります。

 

つまり、トレーニング回数が全て消化していなくても、入金を頂いた時点で売り上げになるのです。

そのため、30万円の2ヵ月パックを1ヶ月に4〜5人に売れば、冒頭の月商100万円や売上150万円というのは、言うことが出来るのです。

 

もっと言ってしまえば、月商100万円=100万の売上を作リさえすればよいのです。

これは極端な例ですが、 100万円のモノを買ってきて、同額の100万円で売ればいいわけです。

この場合、月商は100万円ですが、利益はゼロです。

 

それでも利益のことを伏せて、「月商100万」という見た目だけ派手な金メッキのキャッチコピーを掲げて、情報弱者を釣り上げるような悪質な業者がいるのが実態です。

 

先ほどご紹介した、「売上150万円」がもし、1人で運営されているマイクロジムのトレーナーが言われているなら、

 

『ということは、年商は1,800万円ってことですか?』

 

と質問してみてください。

おそらく年商は、月収を12倍したものとは違っていることでしょう。

 

月収を12倍したものとは違った回答が来たら、謳い文句の売上は一時的な最大瞬間風速的売上で、継続的な売上でないということになります。

こうした謳い文句にダマされないようにしっかりと数字のマジックを見破る質問を用意しておきましょう!

 

そういう意味では、年商ベースで数字を言われているほうが信頼度は高いかもしれません。

 

年収も微妙です。。。

また年収も微妙です。

先ほどの話からも分かるように売上が1,000万円でも、年収は1,000万円ではありません。

月に84万円の売上だったら、年収1,000万円ペースです。とはならないのです。

 

フリーランスで活動されている場合、

売上から経費を引いたものがそのトレーナーの年収になる場合が多いです。

そう考えると、1年間全く経費を使わないということはあり得ないので、売上 = 年収とはならないのです。

HPなどネットで人を集める場合には、キャッチーな目に留まるコピーが必要なので、このような表現にして、数字のインパクトを持たせるようにしているのです。

こうしたコピーにだまされないようにしてください!

 

もちろん、コピーで煽っていてもコンテンツが良いというコンサルタントもいますし、商品もあります。

ただ、そうでない場合が多いので、見極める目が必要です!

 

こんな謳い文句にも要注意!

数字だけでなくこんな謳い文句にも注意が必要です!

 

『金なし・コネなし・お客なし!顧客ゼロの状態から』

『新規顧客が月20名!』

 

複数のパーソナルトレーナーで運営している場合は、それも可能ですが、もし、そのジムが1人のパーソナルトレーナーで運営されている場合はかなり怪しいです。。。

このような謳い文句も先ほどお話したように最大瞬間風速の話をしている可能性が高いです。

もし、あなたが毎月20名の顧客を獲得できたとしたら、おそらく2ヶ月で予約はパンパン。

3ヶ月目には新規予約をストップしないといけないはずです。

 

なぜなら、1人のパーソナルトレーナーが見ることの出来るクライアントの数は40名程度だからです。

 

仮に新規顧客が月20名増えて、そのクライアント全員が週に4回トレーニングに来られるとすると単純に80本、本数が増えることになります。

このように毎月本数が増えていくのに、トレーナー1人でセッションをしていくのは、どう考えても不可能です。

 

こちらも月商や売上の時と同じで、

 

『今、お客さまはどのくらい、いらっしゃいますか?』

 

と質問してください。

 

その人数が40名以上の場合は要注意です。

そのジムが週1回以上のトレーニングを推奨していたり、回数券を売っているなら、なおさらです。

 

この場合、計算上160本以上セッションをやっているはずなので、1ヵ月25日可動だとして、1日6〜7本セッションをしていることになります。

この本数をこなしていたら、コンサルティングなんてやっている時間は無いです。

業界発展のためにもこんなことはやめませんか?

ここまで、コンサルティングや塾などの謳い文句について解説してきました。

よくよく考えると分かることでも、100万円や1,000万円などの数字を見せられると、隠れている事実に気が付かないことも少なくありません。

このような謳い文句を使っている方々に言いたいことがあります。

それは、

 

業界発展のためにもこんなことはやめませんか?

 

情報をうまく操作して、結果が出ないコンサルティングを売るのはやめましょう。

こんなことをするコンサルタントが多いから、

 

コンサルタントやコンサルティングは怪しい。。。

 

ってなってしまうんです。

これは、業界にとってもよくありませんし、コンサルタントやコンサルティングをされている方々にもよい影響はありません。

 

キャッチコピーは人目につくものでなければならないことは理解しています。

ですが、人を欺くようなキャッチコピーで、クライアントを獲得するのはやめましょう!

 

まとめ

『月商◯00万円超え』

『売上150万円!』

『新規顧客が月20名!』

 

などの謳い文句には注意が必要です!

この謳い文句を使われていたあるパーソナルトレーナーさんが、メルマガで今回の話を書いたら、すぐに謳い文句を変えて『月商◯00万円超え』がなくなっていました。

ネットの時代にマーケティングは非常に重要です。

ですが、それを悪用する人がたくさんいるのも現実です。

ネットで情報を見た際には、

 

『それって本当?』

 

って、自分に質問するクセをぜひ付けてください!

 

コンサルティングを受けようと思っているパーソナルトレーナーさんがいらっしゃったら、いつでも相談ください。

謳い文句の見方等、お伝えします!

 

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